先日、SONYのゲーム開発現場の方と
色々とお話しする機会がありました。

ご存じの通りSONYはハード開発の開拓者で
一時はWALKMANで世界を席巻しました。
それがPlayStationのヒット以降、
徐々に斜陽化してしまいます。

そもそも、ゲーム開発を始めるときに
SONYはハード部門と音楽部門の2事業で、
ゲーム開発を始めるためにその両方から
人材を調達しましたが、当初の比率は
音楽部門、つまり頭の柔らかい人材が
多かったそうです。

そのため若く柔軟な発想を生かすことで
あのPlayStationを生み出しました。

ところが、売上げが上昇するに従って
発言力の強いハード部門の人材比率を
上げた事によってゲーム事業は低迷。

ご存じの通り、VRゴーグルなどは
市場の後塵を浴びて散々な状態ですが、
もっと酷いのはゲームソフトの開発です。

ここでも若いスタッフが開発しますが、
ニーズに合致したビジネスモデルである
無料配信でゲーム内課金というものは
社内では一切通らず、さらに悪いことに
「そのゲームでプレステが何台売れる?」
と聞かれてしまうそうです。

しかも、ゲーム化には10名以上の役員の
承認を取らなければならず、そのうちに
他社から同じものが発売されてしまう、
という悪循環に陥っているそうです。

これに業を煮やした優秀な若手が次々と
離職、独立、そして成功しているそうです。
もう手がつけられませんね。

これでは今の市場を席巻するのは無理。
1にも2にもスピードが命の現在、
あのSONYがそんな事になっていようとは
残念でなりません。

きっとその体質を根本から変えない限り
再生は厳しい道のりでしょう。

時代に沿ったビジネス戦略は必須です。
御社には頭の固い役員はいませんか?